このページ(ブログ)について
このブログはこのページの前身である「白滝記」というサイトの、考察を移したものです。 ブログタイトルの()内が最初に記事が書かれた日付を表しております。 今回、このページに転載するにあたり、修正した箇所もございますが、ほぼ当時の文章であることをご了承ください。 ...
開祖はなぜ白滝を離れたか(09/3/14)
前回「開祖はなぜ白滝に移ったか」を考察し、国のために働きたいと言う思いと生きがいを白滝に見出したのではないかと結論づけた。 事実、開祖は和歌山紀州団体の団体長として、初めて白滝に団体移住しており、その後の活動もめまぐるしく、ついには「白滝王」の称号で呼ばれることにもなる。し...
開祖はなぜ白滝に移ったか(09/1/18)
白滝は開祖が開拓の鍬をふるった土地として知られる「合気道ゆかりの地」の一つである。ほかに開祖が主に活動した土地として挙げられるのは、故郷和歌山の田辺、大本に入信した京都の綾部、戦前に道場を構え修行に打ち込んだ東京、戦後の修行地茨城の岩間などがあるが、他の地区と比べると白滝だ...
開祖と神社(08/1/24)
開祖は大変信心深かった方として知られている。幼少の頃から加持祈祷に興味を抱き、白滝を離れて後は大本教に入信することで、武術も飛躍的に上達したとされる。また、最後に自身の道場を構えた岩間においては自ら世界唯一の「合気神社」を建立している。今回は開祖と白滝の神社との関わりを考察...
白滝は合気道発祥の地か(07/11/30)
白滝の宣伝文句のひとつに「合気道 発祥の地」というのがある。それは白滝において開祖と大東流柔術の武田惣角師が出会い、開祖を武に開眼させたことが合気道の発祥とする見解である。白滝が開祖と惣角を結びつけた地であることは確かだし、大東流を修行したことは合気道誕生に多大な影響を与え...
白滝住民が見た武田惣角(07/11/17)
あまり開祖と関係のない話ばかりになってしまうが、ここでは開祖に大東流を教授し、後の合気道誕生に多大な影響を与えたとされる武田惣角師(以下、敬称略)について白滝住民から伺った話を記そうと思う。 白滝はどちらかと言えば、合気道よりも大東流にゆかりのある土地である。というのも、開...